【2026年度】第二種電気工事士は独学で合格できる?勉強時間100〜150時間の最短スケジュール

第二種電気工事士は、電気の知識がゼロでも独学で合格を狙える資格です。

ただし、やみくもに始めると「学科は何を覚えるべきか」「技能の工具はいつ買うべきか」「試験日までに間に合うのか」で迷いやすくなります。

先に結論をいうと、独学で合格を目指すなら必要な勉強時間は合計100〜150時間が目安です。

  • 学科試験:60〜100時間
  • 技能試験:30〜50時間
  • 学習期間:2〜3ヶ月あるとかなり進めやすい

このページでは、学科・技能それぞれの勉強方法と、3ヶ月・2ヶ月・1ヶ月のスケジュールをまとめます。

まだ教材を決めていない人は、先に以下の記事も開いておくと迷う時間を減らせます。

第二種電気工事士のおすすめテキスト・参考書6選

目次

結論:独学で合格できる。必要な勉強時間は100〜150時間

第二種電気工事士は、独学でも十分に合格を狙えます。学科試験も技能試験も対策方法がかなり決まっているからです。学科試験は4択のマークシート方式で、全50問中60点以上が合格ラインです。

技能試験は、事前に公表される候補問題13問の中から1問が出題されます。

勉強時間は、学科試験が60〜100時間、技能試験が30〜50時間で、合計100〜150時間が目安です。社会人なら、1日1〜2時間を2〜3ヶ月続けるイメージです。

まず試験日から逆算したい人は、こちらで申込期間と試験日を確認してください。

2026年度 第二種電気工事士試験の日程・申込期間まとめ

学科試験の勉強方法

学科試験は、最初から完璧を目指さないことが大切です。

第二種電気工事士の学科は、電気理論、配線図、法令、器具・材料などから出題されます。合格点は60点なので、満点を狙う試験ではありません。

おすすめの流れは、以下の3ステップです。

ステップ1:初心者向けテキストを1冊だけ選ぶ

最初にやることは、テキストを1冊決めることです。複数の参考書を買うより、図解が多くて読みやすい1冊を最後まで使う方が効率的です。

テキスト選びで迷っている人は、以下の記事で初心者向けの参考書を比較しています。

【2026年度】第二種電気工事士のおすすめテキスト・参考書6選

1回目から暗記しようとせず、まずは試験範囲の全体像をつかみましょう。

ステップ2:過去問を早めに解く

テキストを1周したら、できるだけ早く過去問に入ります。

学科試験は、過去問演習の効果が大きい試験です。似た形式の問題が繰り返し出るため、テキストを長く読むより、過去問を解きながら覚える方が点数につながりやすくなります。

目安は、直近5年分を2〜3周です。最初は点数が低くても問題ありません。間違えた問題に印をつけ、必要なところだけテキストに戻りましょう。

ステップ3:頻出分野を優先して復習する

過去問を解くと、よく間違える分野が見えてきます。特に優先したいのは以下です。

  • 電気理論:オームの法則、電力、抵抗の計算
  • 配線図:図記号、器具、施工条件の読み取り
  • 法令:電気工事士法、電気設備技術基準
  • 器具・材料:写真問題、名称、用途

全分野を完璧にするより、出題頻度が高いところを落とさないことが重要です。

技能試験の勉強方法

技能試験は、学科試験とは対策の考え方が違います。知識を覚えるだけではなく、工具を使って40分以内に作品を完成させる必要があります。

まず工具と練習材料をそろえる

技能試験対策には、工具と練習材料が必要です。

工具は、ホーザンのDK-28またはDK-29が定番です。必要な工具が一式そろっているため、初心者でも選びやすいです。

第二種電気工事士 技能試験のおすすめ工具セット

練習材料は、候補問題13問を1〜2周できるセットを選ぶと進めやすくなります。

第二種電気工事士の練習材料セットおすすめ3選

「工具だけ先に買うべきか」「材料もまとめて買うべきか」で迷う人は、上の2記事を見比べてください。

技能試験は複線図から始める

いきなり材料を切るより、まずは複線図を書く練習から始めましょう。接続ミスを減らせるうえ、材料を無駄にしにくくなります。

技能試験の練習順は以下がおすすめです。

  1. 候補問題13問の複線図を書く
  2. 工具の使い方に慣れる
  3. 候補問題を1問ずつ施工する
  4. 全13問を1周する
  5. 苦手な問題だけ繰り返す
  6. 本番1週間前から40分以内で完成させる

技能試験で怖いのは、知識不足よりも「作業に慣れていないこと」です。同じ作業を繰り返して時間を短縮しましょう。

スケジュール例

ここからは、試験日までの残り期間別にスケジュールを紹介します。実際の試験日程は年度によって変わるため、受験する回を決める前に確認してください。

2026年度 第二種電気工事士試験の日程・申込期間まとめ

3ヶ月プラン:初心者におすすめ

3ヶ月ある場合は、学科と技能を無理なく進められます。電気の知識がゼロの人や、平日に長時間勉強できない社会人に向いています。

期間 勉強内容
1ヶ月目 テキストを1周し、基礎を理解する
2ヶ月目 過去問5年分を2周する
3ヶ月目前半 苦手分野を復習し、学科の点数を安定させる
3ヶ月目後半 技能試験の工具・材料を使って候補問題を練習する

3ヶ月プランなら、まずテキスト選びから始めるのが最短です。

独学向けテキストを比較する

2ヶ月プラン:標準的なペース

2ヶ月プランは、独学でも現実的なスケジュールです。

期間 勉強内容
1〜2週目 テキストを1周する
3〜5週目 過去問を解き、間違えた問題を復習する
6週目 学科の総復習、頻出分野の確認
7〜8週目 技能試験の候補問題13問を練習する

2ヶ月しかない場合は、テキスト選びに時間をかけすぎず、早めに過去問へ進みましょう。

1ヶ月プラン:直前追い込み

1ヶ月プランはリスクがありますが、毎日まとまった勉強時間を取れるなら不可能ではありません。

期間 勉強内容
1週目 テキストを流し読みし、頻出分野だけ精読する
2〜3週目 過去問の直近3〜5年分を集中的に解く
4週目 技能試験の候補問題を1周し、40分以内の練習をする

1ヶ月で受ける場合は、最初から教材と工具をそろえておく必要があります。

通信講座を使う場合との違い

第二種電気工事士は独学でも合格できますが、人によっては通信講座の方が向いている場合もあります。違いは以下です。

比較項目 独学 通信講座
費用 5,000〜20,000円程度 30,000〜80,000円程度
教材選び 自分で選ぶ 一式用意される
質問対応 なし あり
技能添削 なし 講座によってあり
向いている人 自分で進められる人 挫折が心配な人、質問したい人

費用を抑えたいなら独学で十分です。一方で、技能試験の施工に不安がある人や、勉強計画を自分で立てるのが苦手な人は、通信講座も選択肢になります。

独学で進める場合は、まずテキストを決め、学科対策を始めながら技能の工具と材料を用意しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 第二種電気工事士は電気の知識がゼロでも合格できますか?

A. 合格できます。初心者向けテキストなら、オームの法則など基礎から学べます。過去問を繰り返すと出題パターンも見えてきます。

Q. 1日どれくらい勉強すれば間に合いますか?

A. 3ヶ月前からなら1日1時間、2ヶ月前なら1日1.5〜2時間が目安です。週末にまとめて進める形でも対応できます。

Q. 学科試験と技能試験はどちらが難しいですか?

A. 初心者は学科試験の方が難しく感じやすいです。ただし、技能試験は練習不足だと時間内に完成できないため、工具を使った実践練習が必要です。

Q. 技能試験の工具は何を買えばいいですか?

A. ホーザンのDK-28またはDK-29が定番です。詳しくは技能試験のおすすめ工具セットで比較しています。

Q. 練習材料は何回分買えばいいですか?

A. 初心者なら、候補問題13問を2周できるセットが安心です。選び方は練習材料セットおすすめ3選で解説しています。

Q. 不合格になった場合、次の試験はいつ受けられますか?

A. 学科試験に合格して技能試験に不合格だった場合、学科試験が免除される期間があります。受験回によって扱いが変わるため、最新の試験日程と免除期間は試験日程記事で確認してください。

まとめ:独学なら「テキスト→過去問→技能練習」の順で進める

第二種電気工事士は、独学でも合格を狙える資格です。

必要な勉強時間は、学科と技能を合わせて100〜150時間が目安です。3ヶ月あれば余裕を持って進められ、2ヶ月でも現実的です。

独学で失敗しにくい流れは以下です。

  1. 初心者向けテキストを1冊決める
  2. 学科試験の過去問を繰り返す
  3. 技能試験の工具と材料をそろえる
  4. 候補問題13問を練習する
  5. 本番前に40分以内で完成させる練習をする

まず何から始めればいいか迷っている人は、テキスト選びから進めるのが一番早いです。

第二種電気工事士のおすすめテキスト・参考書6選を見る

技能試験まで見据えて準備する人は、工具と練習材料も早めに確認しておきましょう。

技能試験のおすすめ工具セットを見る

練習材料セットおすすめ3選を見る

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