独学でボート免許:実技試験の人命救助を成功させるコツ

人命救助は実技試験の山場の一つ

ボートの実技試験ではたくさんのチェックポイントがありますが、その中で難易度が高い項目として人命救助と着岸があげられます。船の速度や進行方向、風や潮の流れによっていろいろな操作を行うタイミングが変わってくるので難しいですよね。

人命救助は1度失敗しても2回目のチャンスがもらえますが、独学で操船経験が全くない私は2回とも失敗しました。他にもいろいろミスがありましたが、あきらめずに最後まで試験を続けて見事に合格できました。

私の例があるように、みなさんも人命救助を2回失敗したり、他のミスが続いたとしても決してあきらめないで最後まで実技試験を受けてくださいね。

今回は自分が失敗した人命救助について、このように操縦すればよかった、という反省を込めて、コツ・要点について説明します。なお、ここで紹介する内容はあくまでも個人のおすすめで、スクールや経験者から教えてもらえる方はそちらを優先してください。

独学は操船経験が少ないので、要所をおさえる

免許の取得費用をおさえるために独学で免許を取りたい、でもボートを所有している知人がいなくて操縦の練習ができない、という人は多いと思います。私もその一人でした。

そのために市販ムックの教材DVDを見ながらイメージトレーニングを行ったのですが、コツというか要点をおさえられていなかったのが失敗の原因だと分析しています。具体的には、ボートのどちら側で救助するのか、どれぐらいの速度でどのようなコースで要救助者に近づくのか、と言うことです。

人命救助の要所・コツ

私なりの大原則は

風向きを見て、ボートが要救助者の風上につくようにすべき

だと感じました。リモコンレバー(スロットルレバー)を中立(ニュートラル)にした直後は惰性で進みますが、その後ボートは風に流されます。風下から近づいた場合、操縦席を離れるタイミングが遅かったり、ボートフックを用意するのに手間取ったらボートが要救助者から離れてしまい、一旦離れると近づくことはありません。

左舷か右舷か

風上から救助する側の舷を使いますが、操縦席から要救助者を見やすいので、右舷で救助するのがおすすめです。風向きを考え、必要なら回り込みます。

潮の流れがあってもボートも要救助者(ブイ)も同じように流されるので、潮の流れの方向は意識しなくても構いません。強い風が吹いている場合はブイより船の方が流されやすいので要注意です。

コース

船首の右舷側をかる~く要救助者(ブイ)にあてるように風上から近づきます。速度が十分に落ちていればブイが船に当たっても構いません。どちらかと言えば、当てる方がブイを船体のすぐそばに寄せることができるので、救助が成功する確率が上がります。

速度

人命救助の試験開始時には、ボートは要救助者から20m以上離れているはずです。コース取りを確認したら微速で進みます。出過ぎたスピードを緩めるのは難しいので、スピードが出過ぎないように、リモコンレバーで中立と前進をガッチャン・ガッチャン何度も切り替えながら3mぐらいまで近づきます。

人命救助の流れ

  1. 風の方向を確認し、左舷で救助するか右舷で救助するかを決め、試験員に宣言する
  2. ボートフックを取りやすい位置に置く(前の人が置いたところから移動させる)
  3. 操縦席からボートフックまでの通路上に障害物がないことを確認
  4. さぁ試験開始です。まずは声を出しながら、指さしで前後左右の安全確認
  5. 微速前進で、要救助者(ブイ)の風上にボートを寄せる
  6. 惰性で要救助者まで近づけるところまで来たらリモコンレバーを中立に戻す
    (ここであせらず、確実に中立に入れること。入れないと失敗とみなされる)
  7. ボートが要救助者に当たる直前にハンドルを左に切る
  8. 要救助者を見失わないように気をつけながら、ボートフックをとる
  9. ボートフックを使って舷側に引き寄せ、ボート上に引っ張り上げる

これで終わりです。

操船の経験がないと、微速で近づいてから中立にするタイミングが難しいですが、人命救助までに操縦に慣れましょう。私が受験したときには、試験が始まる前に、リモコンレバー(スロットルレバー)の感触を確認するための時間が設けられましたので、そのときに、微速がどれぐらいの速度か確認しましょう。

車ではアクセルを話してもスーッと車が進みますが、ボートの場合、スロットルを戻すと波や水の抵抗があるので割とスピードが落ちるのが早いので、よほどのことがない限りスピードが出すぎることはないはずです。

失敗しても絶対あきらめないで

冒頭にも書いたように、私は人命救助を2回とも失敗しましたが、無事合格できましした。人命救助だけでなく他にもたくさんミスをしました。ですから、人命救助を2回失敗したからといってあきらめるのはもったいないです。独学で操船経験がない場合ドキドキしますが、大きな発生と指差しによる安全確認を忘れずチャレンジしてください。

他に蛇行の攻略方法を書いた「独学でボート免許:実技試験の蛇行(連続旋回)を成功させるコツ」もご覧ください。

成功を祈ります!!

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