ヤマハ・シースタイル・マリン塾でボート操船デビュー

目次

せっかくボート免許を取ったのに、最初の一歩がなかなか踏み出せない

「いつかはボートに乗って釣りがしたい」とボート免許を取ってから、一度もボートに乗らないまま1年が過ぎました。私は独学のイメージトレーニングだけで実技試験を受験したので、実技試験以外の操縦経験はゼロ。

いきなり一人で出航すると、何かトラブルがあったときに適切に対応できないので、なかなか最初の一歩が踏み出せない。マイボートを持っている知人もいない。操縦経験を持つ知人がいれば、一緒に乗ってもらうこともできるが、あいにくそういう知人もいない。

このままではいつまでたってもボートデビューができず、せっかく取ったボート免許の出番がなくてもったいないですよね。

マリン塾で新米船長デビューの準備

そういう人にぴったりなのが「ヤマハ・シースタイル・マリン塾」です。ボートを作っているヤマハが運営しているボートレッスンで、インストラクターがボートの操縦方法を一から教えてくれます。ちょうど、ペーパードライバー向けに自動車教習所で教習しもらうのと同じイメージ。

独学でボート免許を取得した人が、マイボートやレンタルボードで船長デビューする前に、もう一度出航や操船に必要な知識、技術を教えてくれるので、操船経験を積むのに最適です。

受講資格

ヤマハ・シースタイル・マリン塾」は、1級または2級小型船舶操縦士の免許を持っている人なら誰でも参加できます。同じくヤマハが運営しているレンタルボートクラブ「ヤマハ・シースタイル」の会員でなくても大丈夫。水上バイクのコースでは特殊小型船舶操縦士免許が必要です。

コース

マリン塾にはいくつかコースがあって、基礎的な操縦を学びべるコースや、釣りのためのボート操縦を学べるコースなど、いろいろなレベル・目的に応じて選択できます。

  • 操船マスターI
  • 操船マスター(はじめてのスポーツボート編)
  • 操船マスター(フライングブリッジ編)
  • 操船マスター(SR310編)
  • 操船マスターII
  • 離着岸マスター
  • アンカリングマスター
  • はじめてのマリンジェット&ツーリング
  • ゼロからはじめるボートフィッシング口座
  • クルーザーヨット口座

それぞれの詳しい内容は講座一覧・料金表で確認してくださいね。

場所・日程

実際に講習が行われるのは、全国にあるシースタイルのマリーナです。

  • いつでも講習が受けれるわけではなく、事前に決めらたスケジュールの中から自分が参加できる日程・場所を選びます。
  • 申し込み締め切りは開催日の10日前ですが、キャンセルによる空きの可能性もあるのでその場合3日前までに電話で確認してください。
  • 使用する舟艇の種類はマリーナによって異なります。
  • だいていのコースは定員は3名、最小催行人数は2人です(一部4名/3名のコースもあり)

1艇を交代で操縦するので、3人で講習を受けると2人で受けるより一人当たりの操船時間は短くなります。私の場合は平日で既に1名申し込みがあった新西宮ヨットハーバーの「操船マスターI」ところに申し込み、そのまま2名で受講できました。

私が受講した「操船マスターI」は朝10時~夕方16時の講座でしたが、中国地方や九州地方では「操船マスター(ショートコース)」という10時~13時の短縮バージョンの講座になります。

費用

コースによって変わるのですが、11,300円~50,000円です。同じコースでも平日の方が土日より5,000円ほど安く設定されているので、少しでも費用を抑えたい人は平日に受講しましょう。

  • 講習費用には燃料代も含まれています。
  • 朝から夕方まで講習がある場合の昼食はマリーナの食堂等で取りますが、その昼食代は講習費用に含まれないので、別途支払いが必要です。
  • 会場までの交通費も別途必要です。

持ち物

事前に送られてくるテキストと受講案内に当日の服装や持ち物について記載されていますが、海上は風が強いので風よけの上着があった方がよいです。特に冬は完全な防寒対策をしないと寒さで講習どころじゃありません。私は2月に受講したのですが、ニット帽を持って行って耳まですっぽりかぶり、寒さをしのぎました。

  • ライフジャケット(救命胴衣)は貸してもらえます。
  • 履物は滑りにくいソースのもの

次回は私が受講した「操船マスターI」の様子を紹介しますね。

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