ボート免許:海図問題は全く恐れる必要はない

海図は全く恐れなくても大丈夫

1級小型船舶操縦士の学科試験には海図を使う問題があります。普段接することがない海図を使うなんて何やら難しいと感じますよね?でもたいしたことありません。

製図の経験がなくても、小学校のころ2枚の三角定規で線の平行移動をやったのを覚えていませんか?この三角定規の使い方と算数(速度と距離と所要時間の関係)を復習すれば正解できます。

心配な人は、下の参考書「初心者のための海図教室」で三角定規やコンパス・ディバイダの使い方の基本からチャートワークを学びましょう。

難しそうだから、と食わず嫌いであきらめるのはもったいないです。ちょっとコツを掴んだら解けるようになるので、少し勉強して合格率を上げましょう。解けるようになると、実際の航海をイメージしながら海図を見られるようになって楽しいですよ!!

問題の傾向

私が受験した平成25年度は海図は3問でした。毎年おおむね以下の内容で出題されているようです。

  • 問51: 「航程(移動距離)」「所要時間」を算出する問題
  • 問52: 「船位(船の位置)」を測定する問題
  • 問53: 「実航進路・速力」「海流等の流行・流速」を測定する問題

問51では、出航点や自船の位置を海図に記入し、針路線を記入します。針路は磁針路ならコンパスローズの内側の目盛りを読みます。変針は「白埼灯台を右舷正横」とあれば、針路線上で白埼灯台に向かう線が直角になる位置に変針点を書きます。

変針後の針路線は、三角定規をコンパスローズの目盛りを合わせ、もう一枚の三角定規を使って変針点まで平行移動させ、針路の方向を保持しながら変針航程を海図に記入します。

航路の長さは、海図に記入した航程の長さをディバイダ(コンパス)で拾い、海図左右にある緯度目盛用いて測定したり、ある地点からの距離をコンパスで記入します。

問53で潮流や風の影響を考慮する場合は2段階で位置を特定します。1)まずは指定された針路で航行した場合の仮想船位(海流の影響を受けないときの到着点)を求め、2)そこから風や潮流の方向や速度で移動するものとし、実際の到着点を特定します。

このように、海図の問題は、三角定規やコンパスの使い方を知り、船速と移動距離と所要時間の計算ができれば解けます。

ケアレスミスに注意

どちらかといえば以下のようなケアレスミスに気をつけてください。

  • 緯度目盛りを使わず経度目盛りを使ってしまう(微妙に違う)
  • コンパスローズの目盛りを間違えて使う
    • 正しくは、磁針路は内側の目盛りを使い、真方位は外側の目盛りを使う
  • 時間計算のミス(走行時間が1時間なのか、1時間半なのか、…)

「答えを求めたのに選択肢にないぞ!!」という場合は、もう一度冷静になって問題をよく読み、解きなおしてください。試験の時間は十分間に合うはずです。

海図専用の参考書も便利

参考書「初心者のための海図教室」は一から勉強したい人に超オススメ。コンパスローズの説明、三角定規の使い方、ディバイダの使い方等の基本的な解説から、毎年出題される問題の解き方について、とてもわかりやすく説明されています。船速と航程(距離)と所要時間の関係や計算方法も説明されているので、算数を忘れてしまった人でも思い出せます。

ページ数は88ページと少ないですが、ここに掲載されている練習問題を一通りやれば、海図問題3問とも解けるようになります。

海図問題に三角定規は必須、できるだけ大きめのものを

海図問題にはやや大きめの三角定規が必要です。海図上を2枚の三角定規を使って平行移動させるので、三角定規が大きいほど平行移動の繰り返し回数が少なくてすみます。私は『シンワ測定 三角定規 アクリル 目盛付き 2枚組 30cm 75264』を購入しました。

大きいコンパス・ディバイダーがあればベター

できるだけ大きいコンパス(一方が鉛筆になっていて線を書けるもの)やディバイダ―(両足とも針のもの)を使ってください。なければ小学生が使うコンパスでも構いません。

コンパス(一方が鉛筆になっているもの)があればディバイダーはなくても構いません。

練習問題の海図はDVD教材についてくる

海図の問題ってどうやって練習するの?という疑問があると思います。「今から取るボート免許 2017-2018(DVD付き): KAZIムック」にはDVDの他に練習用の海図がついてきますし、練習問題とその解き方も詳しく解説されているので、これでも練習できます。

「一海里は1.852km」の覚え方はカレンダー

これの覚え方は、以下の通り。

  • カレンダを縦にみると1, 8, 15, 22と並んでいる
  • それらの数字の一の位を取り出すと「1852」となる

それと、船速の1ノットは、1時間に1海里進む速度です。

その他

    • 初心者のための海図教室

    • 三角定規

    • ディバイダ

    • 今からとるボート免許2017-2018 (これより新しいのは発行されてないっぽい)

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