ボート免許:独学で取る方法

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独学で受験

ボート免許(小型船舶操縦士免許)はどのようにすれば取得できるのか、は前回紹介したように、ボートスクールに通うか独学するか、です。学科はなんとかなりそうですが、これまでの人生でボートを操縦したことなんて一度もないのですから、真っ先にスクールのことが頭に浮かびました。

スクールによって取得するまでの講習期間が違いますが、普通のサラリーマンで、週末は自宅に帰らないといけない単身赴任の身分では、週末のみスクールに通うのは大変そうです。費用も10万円近くかかり、家族を納得させる程の理由が見つかりません。そもそも会社の寮から教習所まで車で1時間ぐらいかかりそうです。免許合宿というのもありますが、連続で2~3日も会社を休めそうにありません。

ブログやWebページで体験談を見ていると、チラホラ独学で免許を取得した体験談がありました。

実技は、普段車を運転している人なら市販のDVD教材でイメージトレーニングすればなんとかなった

というもので、私も学科も実技も独学でいくことにしました。これなら、自分のペースで勉強し、自身ができたら国家試験の申し込むことができます。国家試験も早めに受験を申請すれば、午前中は学科試験、午後は実技試験、と一日で終わらせることができます。また、2~3回目で合格すれば、スクールに入るのと同等以下の費用で済みそうです。

目指すは1級小型船舶操縦士

次の思案は、1級を取るか2級を取るか、です。比べると、

  • 1級
    • 操縦できる範囲に制限なし
    • 学科試験は64問(上級科目として、海図や気象、動力機関等について2級より14問多い)
  • 2級
    • 操縦できる範囲が平水域と海岸から5海里(約9Km)に制限される
    • 学科試験は50問
  • 共通
    • 操縦できる船の大きさや実技試験の内容は同じ
    • 合格基準は各科目50%以上、総合で65%以上

すでに2級の免許を持っている方は、上級科目の14問だけ受験するステップアップコースというものあります。「どうせ受験するなら」と最初から1級取得を目指すことにしました。航海できる範囲が5海里というのは、瀬戸内海の家島諸島など、本州の海岸からいけないところもあり、うっかり5海里を超えて海上保安庁に検挙された例もあるようです。

ちなみに、海水でびしょ濡れになりそうな水上オートバイには全く興味がなかったので、特殊小型船舶操縦士のことはこれっぽっちも考えませんでした(独身時代なら受けていたかも)。

早速、学科の教科書、海図問題を解くための参考書、実技のDVD教材をAmazonで購入し、勉強をスタートさせました。特に教科書やDVDは免許を取得してからも見ることがあり、参考になりました。

2級用の教材は下記のリンクを参考にしてください

1級を受ける人はさらに以下の教材が役立ちます

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